1992年にニューヨークのソーホー近くにあるサイケデリックギャラリーでのLee Conklin Exhibitionにて購入。彼独特のシュールで幻想的な、1974年(写真、サイン右横参照)に制作された肉筆水彩画です。購入後少しの間飾っていましたが、引越し後仕舞い込んでいたため、ニールセンのフレームとガラスが劣化してきたので、昨年秋にフレームを新調し、ガラスから安全なアクリル版に替え、マット仕様にしました。驚いたことに、その入れ替え時、水彩画を貼り付けて巻き込んであった板に、なんと！別の絵(ペインティング:写真参照)が現れました。まだ未完成でサインもないことから、別作品の為の習作だったのではないかと考えられます。
水彩画、ペインティング共に、60〜70年代のロック、サイケデリック、シュールレアリズム、ヒッピーカルチャーの空気を色濃く残した唯一無二の画風です。

※水彩画作品のタイトルは失念してしまいました。申し訳ありませんがご了承ください。
※保証書関連紛失のため、ご了承ください。
※ペインティングの表面には水彩画を貼り付けてあった時の、接着溶剤跡が残っております事、ご了承のほど御願い致します。
●水彩画
フレームサイズ(外寸): W580× H507(mm)
作品マット内見え寸:W440× H345(mm)
○隠しペインティング
作品板サイズ:W458× H337(mm)

＊下記に簡単なLee Conklinのプロフィールを記載しておきます。
1941年7月24日、ニュージャージー州イングルウッド クリフスにて生誕。米国のアーティストでグラフィックデザイナーでもある。1960年代〜1970年代にヒッピーカルチャー全盛のサンフランシスコにて、フィルモア ウエストのために作成した独特のサイケデリックアートポスターや、サンタナのデビューアルバムで使用されたライオンのサイケデリックポートレートで知られている。音楽作品との関わりは深く、クリーム、ヤードバーズ、グレイトフル・デッド、バッファロースプリングフィールド、フリートウッドマック、クレデンス クリアウォーター リバイバル、ジェファーソン エアプレーン、アイアンバタフライなどそうそうたるレジェンドバンドのポスターデザインを手掛けてきました。ロック黎明期から成長期にかけて、サイケデリックアートの本流に位置付けられるアーティストです。

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